記憶を失くした総長

大和が頭を下げている中、姉である紗音(ｽｽﾞﾈ)は一瞬悲しそうな顔をしたのを他の3人は見た。

紗｢…じゃあ処置室に行くけどみんなは来るの？｣

＿＿結構耐えられないと思うけど。
雅は瑞希の両親に連絡をした後、向かうと桜哉に伝えてその場を離れる。

成｢…俺は、しばらくしたら抜けて大和と倉庫に向かうよ。｣

成輝が大和の方を見れば大和は頷く。

紗｢…連絡をくれた時に言っていたペットボトルってどれ？｣

紗音は思い出したようにそう告げると大和は持っていたペットボトルを手渡した。

紗｢…コレは…。えーとそこの、そう君。
研究部にまわしてなんのヤクか調べといて。
あと＿＿＿医院長に連絡。｣

看護師にそう伝えると雅を除く3人を連れ、瑞希の運ばれた処置室に向かった。

雷華sideend