きっと、ずっと、恋だった。




「秋樹はコンビニで、なに買うの?」

「なに買おうかな」

「えー?」





「芹奈はなに買うの?」

「なに買おうかな」

「はは、何それ」





空のオレンジがどんどん紫に支配されて、日が暮れていく。


こうして今日もいつの間にか終わって、きっと明日も明後日もその繰り返しで。



7日なんて本当はあっという間で、私たちは離れ離れ。


嫌だけど、そんなの嫌だけど。




< 25 / 240 >

この作品をシェア

pagetop