Miss you・・・
さびしくて
「それで・・・靴下が用意されてなかったんですか」
「そういうこと。今晩からは俺と一緒に寝ろ。俺があっためてやるから」
「蘇我さ・・・」
「今回は大丈夫だったが、俺たちいつ死ぬか分かんないんだぜ」
「そんなこと言わないで・・・うぅ」

こらえていた涙が、とうとうあふれ出てきてしまった。

「やっと泣いたな」
「すみません。もう、泣かないって・・・決めた、のに」と私は泣きながら言った。

「なんで」
「強くならなきゃ・・・蘇我さんに、甘えてばかりじゃ、ダメだから」
「おまえは十分強いだろ、アホ」と蘇我さんは言いながら、私を背後から優しく抱きしめてくれていた。
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