Miss you・・・
あなたが恋しくて (最終話)
「真由美、顔見せろ・・・」

もう動く気力がない私は、ようやくベッドに仰向けにされ、秀吉さんひとり、動いてくれていた。

「真由美・・・」
「はい、ああぁ!」
「俺に全てをさらけ出せ。泣きたかったら泣いていいし、怒りたかったら思いきり怒れ。俺が全部受け止める。それができるのは俺しかいないんだよ・・・」
「ひでよしさ・・・あんっ!」
「泣き顔も、イき顔も、俺だけに見せろ。それから、おまえのあえぎ声は、俺だけ聞けばいい・・・」
「あ・・・ひで・・・」
「俺はおまえを手放さない・・・一生俺んだ・・・」

まるで自分のしるしを刻み付けるように、秀吉さんは激しく突き続けたおかげで、私も秀吉さんも、すぐにクライマックスを迎えた。

「これがイくってことだ・・・わかったか・・・」
「はい、よく分かり・・・ました・・・」

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