Miss you・・・
まさか自分が女・子どもを殴るやつだとは、思ってなかったのだろう。
聡史さんは、自分がしでかしたことにビックリしていた。

「私にどうこうするのは構わない。でも明には・・・明だけには、絶対に手出しさせない!」

私の怒りの形相を見た聡史さんは、「あ・・・すまない。本当にすまなかった・・・」とたじろぎながら謝った。

「今から明を連れて、あなたの実家へ行ってきます。離婚届を持ってきてください。明、行くよ」と私は言うと、明の手を引いて家を出た。
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