15歳、今この瞬間を
「うん。さっきからずっと、首の後ろのところ気にしてない?」
「え…あ、ホントだ。」
言われて気が付いた佐久田くんは、自分の右の手のひらを見ていた。
無意識に触っていたなんて、癖なのかな。
「なぁ夢希?」
「なに?」
「オレって歩くの早いか?」
「うん」
「何だよその冷たい即答は(笑)。夢希が遅いんじゃねーの?」
「早いかって聞いてきたから正直に言っただけでしょ⁈冷たいとか遅いとか失礼だから」
「ふ……あはは!」
「……?」
佐久田くんは、突然高らかに笑いだした。
そして、穏やかな笑顔になって言ったんだ。
「夢希、変わったな」
ーーー…って。
その言葉にあたしは、反応できないでいた。
いつになく佐久田くんの表情や声が、優しすぎてーーー。
「え…あ、ホントだ。」
言われて気が付いた佐久田くんは、自分の右の手のひらを見ていた。
無意識に触っていたなんて、癖なのかな。
「なぁ夢希?」
「なに?」
「オレって歩くの早いか?」
「うん」
「何だよその冷たい即答は(笑)。夢希が遅いんじゃねーの?」
「早いかって聞いてきたから正直に言っただけでしょ⁈冷たいとか遅いとか失礼だから」
「ふ……あはは!」
「……?」
佐久田くんは、突然高らかに笑いだした。
そして、穏やかな笑顔になって言ったんだ。
「夢希、変わったな」
ーーー…って。
その言葉にあたしは、反応できないでいた。
いつになく佐久田くんの表情や声が、優しすぎてーーー。