15歳、今この瞬間を
「大きな家だね…」
「そうか?あ、二世帯だから少し大きく見えるかもな」
家とか詳しくないけど、そういうものなのかな…それにしても大きいと思うけど。
菊谷くんの家は、門構えからして立派だった。
「夢希、入って」
「…」
菊谷くんに促され玄関に足を踏み入れようとした時、となりのドアが開いた。
「あら、ありさちゃん?」
「え?」
「ばあちゃん違うから。この子は夢希っていうの」
「あらあらごめんなさい。ありさちゃんに背格好とか雰囲気なんかが似ていたから…私も歳ね」
菊谷くんのおばあちゃんは、笑顔で去って行った。
「……」
"ありさちゃん"って、誰?
菊谷くんのおばあちゃんは、あたしに似ていると言っていた。
あたしの中が、ざわざわと嫌な音を立てていた。
「菊谷くん…」
「そうか?あ、二世帯だから少し大きく見えるかもな」
家とか詳しくないけど、そういうものなのかな…それにしても大きいと思うけど。
菊谷くんの家は、門構えからして立派だった。
「夢希、入って」
「…」
菊谷くんに促され玄関に足を踏み入れようとした時、となりのドアが開いた。
「あら、ありさちゃん?」
「え?」
「ばあちゃん違うから。この子は夢希っていうの」
「あらあらごめんなさい。ありさちゃんに背格好とか雰囲気なんかが似ていたから…私も歳ね」
菊谷くんのおばあちゃんは、笑顔で去って行った。
「……」
"ありさちゃん"って、誰?
菊谷くんのおばあちゃんは、あたしに似ていると言っていた。
あたしの中が、ざわざわと嫌な音を立てていた。
「菊谷くん…」