15歳、今この瞬間を
「やったな夢希、水族館に行くの久々だろ?」
その気持ちは、すぐに打ち消された。
「……」
何故かとても嬉しそうな笑顔になったロウを見て、不思議と心があたたかくなる。
「それに、オレのこと知りたいんだろ(笑)?」
「…!」
ーーーあたしの身体中が、波を打つように鼓動する。
揺らいだのは、髪とスカートだけじゃなかったんだ……。
ロウのことが知りたいだなんて、自分で言ったこととはいえ恥ずかしすぎる。
「ちょっとあなた達、こんなところに居たの⁈もう閉会式が始まっているから早く入りなさい!」
声のする方を見ると、まっすーがピリピリとした表情をしていた。
きっと、あたしたちがなかなか来なかったせいだろう。
『すみませーん…』
あたしとロウは小さくハモった後、顔を見合わせて笑った。
ロウーーー……。
ロウのこと、あたし……リョウくんーーどうしよう…。
あたしは、あたしの想いが絡まっていくのを感じていた。
そしてその中を泳ぐイルカが、少しずつ解(ほど)いてくれようとしているのも…感じた。
その気持ちは、すぐに打ち消された。
「……」
何故かとても嬉しそうな笑顔になったロウを見て、不思議と心があたたかくなる。
「それに、オレのこと知りたいんだろ(笑)?」
「…!」
ーーーあたしの身体中が、波を打つように鼓動する。
揺らいだのは、髪とスカートだけじゃなかったんだ……。
ロウのことが知りたいだなんて、自分で言ったこととはいえ恥ずかしすぎる。
「ちょっとあなた達、こんなところに居たの⁈もう閉会式が始まっているから早く入りなさい!」
声のする方を見ると、まっすーがピリピリとした表情をしていた。
きっと、あたしたちがなかなか来なかったせいだろう。
『すみませーん…』
あたしとロウは小さくハモった後、顔を見合わせて笑った。
ロウーーー……。
ロウのこと、あたし……リョウくんーーどうしよう…。
あたしは、あたしの想いが絡まっていくのを感じていた。
そしてその中を泳ぐイルカが、少しずつ解(ほど)いてくれようとしているのも…感じた。