15歳、今この瞬間を
ピンポーン……
翌日ーー土曜日の午後、鳴らしたのはリョウくんの家のインターホン。
「夢希、ちょっと待ってて。今行くわ」
「うん」
インターホン越しのやり取りを終えたあたしは、相変わらず立派な家だなと周りを見渡していた。
少ししてがちゃりと扉が開き、
「入って、寒くなかった?」
笑顔のリョウくんが姿を現した。
「ううん。風があんまり吹いてなかったから…」
「そう?それなら良かった」
「おじゃまします…」
相変わらず緊張してしまうあたしは、それだけで体温が上がっていくような気がしていた。
でも、もうリョウくんにドキドキしないーーそんな自分を、最近認めていた。
緊張してしまうのは、リョウくんの家が立派すぎるのと、今日は他にも理由があったから。
「なんか飲む?あったかいのでいいよね?」
「あ、うん。ありがとう」
「先に部屋入ってていいよ」
そう言われてリョウくんの部屋に入ると、ローテーブルの上には既に教科書やノートが広がっていた。
翌日ーー土曜日の午後、鳴らしたのはリョウくんの家のインターホン。
「夢希、ちょっと待ってて。今行くわ」
「うん」
インターホン越しのやり取りを終えたあたしは、相変わらず立派な家だなと周りを見渡していた。
少ししてがちゃりと扉が開き、
「入って、寒くなかった?」
笑顔のリョウくんが姿を現した。
「ううん。風があんまり吹いてなかったから…」
「そう?それなら良かった」
「おじゃまします…」
相変わらず緊張してしまうあたしは、それだけで体温が上がっていくような気がしていた。
でも、もうリョウくんにドキドキしないーーそんな自分を、最近認めていた。
緊張してしまうのは、リョウくんの家が立派すぎるのと、今日は他にも理由があったから。
「なんか飲む?あったかいのでいいよね?」
「あ、うん。ありがとう」
「先に部屋入ってていいよ」
そう言われてリョウくんの部屋に入ると、ローテーブルの上には既に教科書やノートが広がっていた。