病院嫌いなのにステップファミリーはお医者さん
朝になってご飯食べて、勉強していたら、お兄ちゃんが部屋にきた。
「由美ちゃん、勉強してた?」
「うん」
「そろそろ、行こうか?」
「うん。。。」
お兄ちゃんに連れられて、本当に手をひかれて、クリニックに行った。
問診票に記入していたら、お兄ちゃんが「ほら、熱はかって。。。」って体温計を渡してきた。
熱はかって記入した。

しばらく待ってたら、お兄ちゃんと2人一緒に呼ばれた。
診察室に入ったら、「まずは診察からね。」ってパパに言われて、聴診されて、喉を見られて、「大丈夫だね」って言われた。
お兄ちゃんも診察されて、大丈夫って言われてた。

看護師さんが注射を2本いれたトレーを持って来た。
「じゃ、由美ちゃんからね。」ってパパに言われてしまった。
看護師さんに袖をまくられて、腕をしっかり固定されてしまった。
「ちょっとチクってするけど、すぐ終わるからね」ってパパの声がしたらすぐに、チクってきて、ズキって痛みが来た。
「痛っ。。。」ちょっとだけ涙が出そうになってしまったけど、なんとか泣かずに我慢できた。
「はい、おしまい。よく頑張りました。」って絆創膏はってもらって。そでを直してもらった。

「次は祐希。こっちに座って。。。」お兄ちゃんは自分で袖をめくって準備してた。
「じゃ、祐希もチクってするよ。。。はい、おしまい」って注射はすぐに終わって、袖を直して、診察室を出た。

受付で2人分の会計をして、家に帰った。
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