恋空~最初で最後のラブレター~
「私ね、最初であったとき、浩介さんのこと大っ嫌いだったの」


「え!?嫌いだったんですか!」


「ふふ、うん。それはもう、殺したいぐらい」


ころ…


「けど、いつからかな…悲しいときとか辛いとき…なぜか私のそばにはいつも浩介さんがいたの」


美沙さんは少し微笑みながら言った。


「いつのまにか…浩介さんが私のそばにいるのが〝あたりまえ〟になってたの」


〝あたりまえ〟…


「結衣ちゃんにはいないの?」


「え?」


「辛いときとか、嬉しいときとかいつも一緒にいてくれる人」


「まぁ…いますけど…」


「えっと、確か名前は…」


ピンポーン


「あら、噂をすれば…かな」


え、もうそんな時間!?


私は急いでご尾はんを食べ終え、歯を磨き、鞄を持った。


「行ってきます!美沙さん!」


「ふふ、いってらっしゃい」
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