キスから始まる……!「イケメン御曹司とキスして、フォーリンラブ!」

「なんなら、今ここで証明するために、もう一度キスしてもいい」

言って、本当に顔を迫らせるのに、

「待ってください、だって他にもいっぱい人が……」

ここはお店の中なのにと、腰が引ける。

その引けた腰をぐっと片手で抱えて、

「……君しか、目に入らない」

耳のそばで囁いたかと思うと、

そのまま、唇にキスを落とされた。



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