宵の朔に-主さまの気まぐれ-
ものすごく照れながらそう告白した柚葉にきゅんとした凶姫は、手を伸ばして柚葉の手を握ると、首を傾げた。
「じゃあ私、あなたを誘わない方が良かったのかしら」
「いえ!気にしないで下さい!むしろその方が良かったですから…」
輝夜がお預けを食っているという話を朔から聞いていた凶姫は、素知らぬ顔をしてその理由を問うた。
「どうして?」
「あ、あの…私って……胸が…小さいじゃないですか…」
「……そんなこと?」
「そんなことじゃないです!大問題です!姫様はとっても大きいからこんな悩みは理解できないかもしれないですけど…大問題ですよ…」
浴衣姿の柚葉の胸に注目した凶姫は、先程一緒に風呂に入った時も思っていたのだが、別に気にならない程度の小ささであるのを知っていたため、ふるふると首を振った。
「小さくないわよ。あなたもしかして私のと比較してる?」
「…それもありますけど…」
「朔がよく引き合いに出すんだけれど、息吹さんだってそんなに大きくないじゃない?兄弟それに慣れてるから胸の大きさなんて気にしたことなんてないと思うけれど」
それでも納得していない風の柚葉に凶姫は安心させるように強く頷いて勇気づけた。
「もし胸の大きさでがたがた言われるならそんな男願い下げよ、振っておしまいなさい。むしろ触ってもらって大きくしてもらったらいいんじゃない?」
「ええっ!?そ、そんなはしたない…」
――ここでふと考えた。
柚葉は処女ではあるが、男女がどうなって子が生まれるか…この娘は知っているのだろうか?
「柚葉…春画って見たことある?」
「な…っ、ないです!ないですよ、何を言うんですか!」
「……用意してあげるから。私が教えてあげるから!一から十まできっちり!あなたにはそれが必要だわ。胸の大きさなんて二の次よ!」
熱血指導者、誕生。
「じゃあ私、あなたを誘わない方が良かったのかしら」
「いえ!気にしないで下さい!むしろその方が良かったですから…」
輝夜がお預けを食っているという話を朔から聞いていた凶姫は、素知らぬ顔をしてその理由を問うた。
「どうして?」
「あ、あの…私って……胸が…小さいじゃないですか…」
「……そんなこと?」
「そんなことじゃないです!大問題です!姫様はとっても大きいからこんな悩みは理解できないかもしれないですけど…大問題ですよ…」
浴衣姿の柚葉の胸に注目した凶姫は、先程一緒に風呂に入った時も思っていたのだが、別に気にならない程度の小ささであるのを知っていたため、ふるふると首を振った。
「小さくないわよ。あなたもしかして私のと比較してる?」
「…それもありますけど…」
「朔がよく引き合いに出すんだけれど、息吹さんだってそんなに大きくないじゃない?兄弟それに慣れてるから胸の大きさなんて気にしたことなんてないと思うけれど」
それでも納得していない風の柚葉に凶姫は安心させるように強く頷いて勇気づけた。
「もし胸の大きさでがたがた言われるならそんな男願い下げよ、振っておしまいなさい。むしろ触ってもらって大きくしてもらったらいいんじゃない?」
「ええっ!?そ、そんなはしたない…」
――ここでふと考えた。
柚葉は処女ではあるが、男女がどうなって子が生まれるか…この娘は知っているのだろうか?
「柚葉…春画って見たことある?」
「な…っ、ないです!ないですよ、何を言うんですか!」
「……用意してあげるから。私が教えてあげるから!一から十まできっちり!あなたにはそれが必要だわ。胸の大きさなんて二の次よ!」
熱血指導者、誕生。