私の恋愛〜Love of prohibited〜

私は腕を引っ張られサニピラスの街へと連れて行かれた。
『あの、隅っこが僕の家だよ。ちょっとおいで』
『…』
私はその人の家に入った。
『ねぇ！何がしたいの？！こんな所に連れてきて！』
『まぁーまぁー。ここからさ街の中心の人が多いところを見て見なよ』
『えっ？』
私は言われた通り窓を通し見て見た。
するとそこには、男も女も金髪の人ばかりだった。
『これ…。全員金髪だ…』
『君、もしかして聞くけど、アスピラス人とサニピラス人の違いわかる？』
『えっ？なにそれ』
『やっぱり知らないのかな。アスピラス人は、茶髪の髪な人が多いんだよ。サニピラス人は、君と僕みたいに金髪が多いんだよ』
『えっ？そんな決まり事があるの？』
『そりゃあるだろう』
『あなたなんでそんなこと知ってるの？』
『内緒だよ。今はね。いつか。分かる時がくるよ』
『…。サニピラス人に茶髪はいないの？』
『…。一人いたよ。』
『え？』
『この国の王子かな？』
『…王子？』
『うん。変な噂しか聞かないかな。なんかアスピラス人じゃないのか？みたいな噂が何度か聞いたことある』