❀ お嬢様華伝 ❀
「…ふ〜ん。まぁいいけど」


他人にあまり興味のない飛鳥は、特に気にすることもなく行ってしまった。


ホッと胸を撫で下ろす。



そのあと、朝ごはん兼昼ごはんを食べて、荷物をまとめると家を出た。


「また、くるっちゃね〜!」


帰りは、村の人たちに惜しまれながら、船に乗った。



行きは1人ぼっちだったけど、帰りは4人といっしょ。


蛍はあいかわらずアホで、紫恩は変態。
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