始まりの道下師

それは、どうしてもしゃべろうとしないのです。


なんでしゃべらないのかは、誰も知りません。




話せないのかもしれない、そう言う人もいましたが当の本人は申し訳なさそうに首をふるだけ。



文字を教える人もいませんから、結局、その子は周りから馬鹿にされるようになりました。

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