好きです、センパイッ!!
苦笑いをしながらそう言うと、高広は静かに私の頭を撫でた。
突然のことにビックリして目を見開く。
「今は強がんなくていいから。思ってること全部吐き出せよ」
「っ、」
……高広は、小さい頃から優しかった。
基本的にドライだけど、こうやって私が辛い時はいつも一緒にいてくれた。
『なるみってサバサバしててカッコいいよね。憧れるなぁ』
友達のこういう言葉、言われて気分は悪くないけど、でも、
それって本当の私じゃないんだよっていつも思ってた。
集団行動が大好きで、友達の意見に同調して、ネチネチしてる。
そういう"女の子らしい女の子"に、私はなりたくなかった。