彼が私を振った理由
「明日…一緒に学校行こうな?」

「うん。」

正直にいうと…嬉しい。
めっちゃくちゃ嬉しい。
こんな単純な自分が嫌い。
大っ嫌い。

「奏多!
今度デートしよう!」
一瞬で奏多の顔つきが変わった。

「は?
なんで俺が?」

え?
なんで急に?

「やに決まってんじゃん。
じゃあもう言うわ。
別れよう。
お前なんか元から好きじゃなかったんだよ。」
…は?
どういう事?
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