番犬男子
「茶葉を買いに行かなければならないんです。……たぶん」
「たぶん?」
お兄ちゃんの眉が、眉間に寄る。
へぇー。
幸汰には建前しか話していなかったのに、よくあたしのブラコン思考が完璧にわかったね。
幸汰もお兄ちゃんを慕ってるからかな。
「千果さん、合ってる?」
幸汰が自信なさげにあたしに確認してきて、あたしは大きく頷いた。
満点解答だよ。
「というわけで、お兄ちゃん!あたしと買いに行こ?」
「やだ」
端的に却下された。
なぜ。