クールな君と甘々な君



「え、ちょ…!」


私は今みやびにしっかりホールドされており…身動き取れません…


さっきのシュンとしたみやびはどこじゃぁァァァァ!!



「やっぱ咲夜の匂いは落ち着くな」


なんて言って私の首元に顔を埋めてきた


「ちょっと…。変態。匂い嗅ぐな」


「いいじゃん別に。」


と言ってさらにホールドを強めた


「おやすみ。咲夜」


おいおいまさかこのまま寝るなんて言わねーよな?!



「ちょっ、と…!みやび…!」


「……zzz」



後ろから規則正しい寝息が聞こえてきた



「時すでに遅し…」


まじかよ…


まぁいいや。ねよ。


そして私たちは小学生以来に一緒のベットで寝たのだった
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