夏椿～太陽の光を浴びて～

孤独の美少女 ＊side玲＊

沙羅を1人残したことがなんとなく心配で急いでお風呂を上がった。


リビングの扉を開けるとソファーで沙羅が寝ていた。


知らない人について行き、会話をして、ご飯を食べた。

きっと相当な神経と気を遣って疲れたのだろう。


「自己紹介は明日ゆっくりすればいいか…。」


俺のスウェットにすっぽり収まりすやすや眠る沙羅をそぉーっとお姫様抱っこしてベットに運んだ。



沙羅の華奢な体はあまりにも軽くて心配になった。



「ちゃんとご飯食べてんのか？…」