家政婦になりました。1


「ただいまーー!」


どうやら空良君が帰ってきた。
私は玄関へと向かう。


「遊んできた!」


『おかえり、手洗っておいで。』


「うん!」

返事をして、勢いよく走り出した空良君。


それでも靴はちゃんと揃えられていた。

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