ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

陽向side

早朝

俺は、昨日から夜勤で、今も勤務中ではあるのだが、何もやる事がないので、一階の自動販売機に飲み物を買いに行っていた。

適当に、いつも飲んでいるコーヒーを買って、医局に戻ろうという途中

……何故か、こんな朝なのに、中庭に誰かいる…

もし、患者さんだったら、風邪ひいちゃうかもしれないから、早く病室に戻さないと…

俺は、そう思いながら、中庭へ向かった。
< 112 / 418 >

この作品をシェア

pagetop