ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

北斗side

朝、楓摩から連絡をもらった時は、正直、焦った。

一応、予測はしていたけど、本当に自傷行為をしてしまうとは思っていなかった。

その後、カウンセリングに来てもらうように伝え、午前中は、朱鳥さんのストレスと不安を減らす作業を行った。

午後からは、楓摩がいないから、もしかしたら泣き出してしまうかもしれないと思ったけど、そんなことは無かった。

でも、少し寂しそうな雰囲気だ。

午後は、午前中の作業で疲れただろうから、それをストレスに変えないようにリラックスするため、日常会話やゲームでもしようかな。

でも、その前に腕の傷に向き合ってもらわなきゃ。

俺も、一応医学部は出ているからある程度の診察や処置はできる。

傷が深かったら、縫合も考えるけど、あの不安な心の状態で、さらに痛みが加わると取り乱してしまう可能性が高いから、できることならしたくないかな。
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