ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

楓摩side

疲れた……

今日は、朱鳥のおじさんと話をしてきた。

けど、その態度が許せなかった。

朱鳥のことに対しても反省している様子もない。

本当に腹が立って、つい、感情的になってしまった。

……なんなんだよ…

朱鳥をなんだと思ってんだよ…………

朱鳥は…朱鳥は……サンドバッグなんかじゃねーんだよ………

ふざけるな……

脳裏に朱鳥の笑顔が浮かんできて、より悲しい気持ちになる。

いつのまにか、目からは涙が溢れていた。

このまま、家に帰ったら朱鳥に泣いていることがバレるし、俺は少し公園のベンチで心を落ち着かせることにした。
< 298 / 418 >

この作品をシェア

pagetop