ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

朱鳥side

「うん。じゃあ、また明日ね、おやすみ~」

そう言って電話を切って、私はベッドに倒れる。

楓摩と2人の前では元気に振舞ってたけど、実際はかなり副作用が辛く、フラフラだった。

だけど、さっき目が覚めた時に久翔先生が来て

"楓摩、心配してたよ"

って言うから、電話かけちゃった。

2人にも寂しい思いさせてるし、楓摩にも迷惑かけてる……

だから、昼間、楓摩が言ってくれた"頼っていいよ"って言うのを無視…する訳では無いけど、極力、やっぱり自分で頑張らなきゃ……

だって、私はお母さんだもん。

…………お母さんは、強くあらなきゃ…
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