木の葉の数だけ書く日記
「タスケテ、母さん。」

ユウ

この前からユウが眠れないと言って、私に睡眠薬をくれと言っていた。

私は体調が悪く、なかなか送る用意ができていない時に、ユウが、

タスケテ

薬がないと恐いよ

お母さん

と、久々にメールしてきた。

いつも彼女がいないと淋しいユウは、彼女がいると私がいらなくなり、連絡もない。

正直そのメールを見て無茶飲みするんじゃないかと心配だったし、昨日はケイと死のうかと悩んでいたのでその旨だけ伝えた。

今日少しケイが心を見せたので、膠着状態……緊迫状態が緩み、ケイに頼んで少しわけてやった。

致死量ではないけど、釘はきつくさしておいた。

後回しになった事のお詫び方々気持ちを入れておいた。
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