キラキラと輝く失意の世界で君を恋う

いっちゃんはそう言いながら両手で顔を包み込み

「およよよよ」

なんて奇声を発する。

私はアルバムを気にしながらもその得体の知れない生き物に視線をロックオン。

まあ、お察しの通り表情は氷点下で。

「うっうっ」

「……」

「由さんが、由さんが」

「……」

ちらり。

いっちゃんは、やっと指の隙間からこっちを確認。
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