キラキラと輝く失意の世界で君を恋う
自販機から生み出されたばかりのそれは、一人キャッチボールをするくらい熱くて。
布越しに握って中身だけを口に含めば程よいぬくさで体内から私を温めてくれる。
「いっただきまーす」
それから、温くなったクレープをひと齧り。
うん。
思ってたよりだいぶ冷めちゃってはいるけど、
「幸せー♡」
美味しさは変わらない。
むしろ冷めた分、甘さが控えめになってて。
これはこれでありかもしれない。