キラキラと輝く失意の世界で君を恋う
だから……。
重い重い、蓋をしていた……。
私がそうしていれば本当の事実が向こうからやってくることはないと思ってた。
ああ。
ボールがバットに当たる音がここまで聞こえる。
目の前の大通りからは時折、大型車が通過する振動が伝わってくる。
ああ。
今日の風は冷たいな。
これじゃあ、せっかく買ってもらったミルクティーが冷めちゃうじゃないか。
つらつらと、思考を。
五感を。
いっちゃんから離そうと試みる。