キラキラと輝く失意の世界で君を恋う

ーーー

「由さん!」

いっちゃんちの少し手前。

曲がり角の標識の下にいっちゃんはいた。

「いっちゃん?どうしたの?」

「どうしたじゃない!」

いっちゃんは柄にもなく取り乱している。

「心配した!俺も!千沙も!

めちゃくちゃ心配したんだぞ!

顔は見せないし。飯は食わないし。

話もしてくれない。

挙句、昨日は帰っても来ないなんて!」

「ごめんなさい」
< 390 / 428 >

この作品をシェア

pagetop