キラキラと輝く失意の世界で君を恋う
「忙しくなんてならないよ?
それに私はいっちゃんに会いたい。会おうよ。
これからだって会いたい時に会えるでしょ?」
のらりくらり躱され続けてきたから私が持ちうるいっちゃんの恋情報はゼロ。
この時までは。
「由さん。俺ね?」
細くいく筋にもなって差していた太陽の光が雲に隠れて途切れる。
それだけで私の胸は冷たく冷えて。
「付き合って一年になる彼女がいるんだ。
だから何?て話しなんだけど。さ」