永遠に
p.m9:30

『わりぃ、待った?すっかり寝ちゃっててさぁ。』

待ちぼうけくらうのはいつものこと。
この2年、ずっとそうだった。

いつもならムスッと膨れちゃう私。
でも今日は違うんだ。

『大丈夫だよ。疲れてるのにごめんね?』

一瞬、陵がビックリした顔をした。

バレたかな?今日の私の決意…。
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