初恋相手の正体とは!?
「席つけー!」


イッシーが声をかけるとHRが始まった。



「ってことなんだが、やってくれるやついるか?」



誰か手あげろ!お願いします!



「はーい!」


......は!?!?


なんで舞やるの!?


あれほど嫌がってたのに。



「あいつってこーいうのやるタイプなんだな。」


隣の小田が話しかけてきた。




違うのになー。



でも、なんで急にやるなんて言い出したのかな…?



「んじゃ、解散〜」



というイッシーの合図で私は舞の方へ向かった



「舞!!なんで急にやるなんて言ったの!?」



それを見て舞はニヤニヤしながら悪い笑顔をした。




「な、何怖いんですけど…!」



クックックと笑いながら何も言ってくれない。


どうゆうこと?怖いんですけど〜!




「あおい」



「はい!」



「体育祭で告白しなさい!」



「告白?何を?」

秘密事とか?でも特にないしな。



「だーかーら、小田に自分の気持ちぶつけてこい!」



「え…!?」

やだ。うん、やだ。



「じゃあ、誰かに小田とられてもいいの?」
< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop