風の歌

「なかなか似合うねぇ」


正服に着替えた海里は、月と共にミーティングルームに戻った。


「でもこれ、1人じゃ着れなくて…大変でした」


苦笑いする海里。


海里の正服は、黒服のラインがピンク色である。


『似合うわよ、海里!』

「ありがと!」


メルフェンサーと会話をする。


「まだ四季帰って来ないの?」

「‥ああ。予定より2時間弱オーバーしてる」


時計を見る陽。


「何かあったのかもしれないね。大丈夫だろうか…」


心配する空達。


すると…


「空さん大変です!!!今さっき四季さんが戻られたのですが、大怪我を…!!」


白衣を着た男が血相を変えてミーティングルームに入って来た。


「なんだって!??」


空達も血相を変え、ミーティングルームを走って出て行った。


海里も慌ててその後について行った。




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