またこの場所で…

傷つけたくないから《side裕》




「……え、ええっ!?……はっ」



春飛と勉強をしていたら突然美織の声が聞こえた。



美織達の方を見ると、慌てて口を手で押さえている美織とそんな美織を見て笑う龍の姿。



「…あいつら……真面目に勉強してんのかよ…」

「アハハ…きゅ、休憩じゃないかな、うん…」



思わず出たため息は仕方ない。



それに、なんで美織は龍に対して顔を赤らめてるわけ?



俺にこんなこと言う資格はないんだろけどさ。



むかつくんだけど。



それに、龍は鋭いから俺の気持ちも知ってるはずだろ?



あいつにも好きな奴はいないにしろ、気になってる奴ができた訳だしさ。


< 100 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop