☆秘密の総長様☆
「いやぁ!!!やめてッ!」



見られたくない、知らない男にキスされてる姿を、貴方には見られたくない。



見ないでーーーー


だけど貴方は真っ直ぐ私を見てる。


決して逸らさない漆黒の瞳。


どうして……………



「美羽、俺はもう逃げない。


助け出して今度こそ離さない。



幸せにしてやる」



私は涙を拭うことはできない。


溢れだす涙は、止まらない。


「想くんーーーー好き。


好きで居させて下さい。



想くんじゃなきゃダメなの」



離れてる距離がだんだん近くなる。


離れてる時間が懐かしい。


そう、思えた。


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