☆秘密の総長様☆

*君の笑顔がみたい*

「怖かったよな、わりー。けど俺、そう言うのわかんなくて」


頭をかく俺に、こいつはジッと見てる。


「あんま見んなよ」

「いてー、何すんだよ」


地面に寝転がってる男が頭を抱えて起き上がる。


「おいで、うさぎちゃん。


気持ちよくしてあげるよ」


怖い。。


また、涙が、込み上げてきて、震える。


ーーーーーグィ



近づく男から守るように立つ真がいた。


真は一度、チラリと振り向くと目を細める。


「大丈夫だ。お前は、俺が守ってやる」



不覚にも、胸が高鳴る。


私のドキドキが伝わってしまいそう。



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