☆秘密の総長様☆
「想くん、気持ち良さそうに寝てたから起こさなかったの。

お味噌汁温め治すね」


制服にエプロンをかけ動く美羽が可愛い。


「なんだよ、寝れなかったのか?大爆睡じゃん」


ニヤニヤする真を睨む。


「みんな、食べたの。想くん、はいどうぞ」

暖かい味噌汁に、ふっくらご飯、鮭に、海苔、納豆。

本格的な和食に、目を輝かせた。


味噌汁を口に含むと。


「うまい」


自然と出る声に頬が緩む美羽は嬉しそうだ。


< 90 / 225 >

この作品をシェア

pagetop