また明日。
勿論、幼馴染みが亡くなったことは悲しかった。

けど、それだけじゃないんだ。


僕は、彼女が好きだった。


辛い時。

嬉しい時。

悲しい時。

怖かった時。

楽しい時。

いつも、僕の隣で笑っていたのは、彼女だった。


慰めたり、傍にいたり、笑顔を共有するべきは、

男の役目なんだけど。


僕は、一度も彼女に、そんなことをしたことはなかった。



僕は、彼女の優しさに甘えてたんだ。
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