最初からお前のこと好きだったんだよ…⋆。˚✩
あぁ……最低すぎかよ俺。きっと理菜は奏に…。






「ごめん。こんなことして。今言ったこと気にしなくていいから。理菜の気持ち尊重するから。上手くいくといいな。…おやすみ。」








『……』






理菜は黙ったままだった。




もう俺の気持ち伝わらないんじゃないか。終わったんだ…ずっと理菜だけ想ってきた恋が。


俺は重い足取りで部屋に戻りベッドに潜った。あの理菜の泣き顔が頭から離れない…









泣きたいのはどっちだよ…俺だって理菜に思い伝えた。泣かれてしまったら振られたも同然だ。
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