“ドンドンドン!”


夢の中に入りかけていたが、強めのノックの音で目覚めた。


「あれ?もう帰ってきたのか・・。」


時計を確認すると、重本が部屋を出てまだ30分ぐらいしか経っていない。


体を起こしてドアへ向かう。




“ガチャリ”

「重本、カードキー持ってっただろ。
わざわざノックしなく・・・・・」




重本がいると思っていたドアの向こう。

そこに立っていた人物を見て・・・

・・思わず言葉を失った・・・・。





「寒いから早く入れて!」



「・・・・・チカ・・・・」




第16話 完


< 227 / 379 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop