普通に生きてこれなかった人生
タイトル未編集

幼少期から親が離婚するまで

幼少期……

私にとっての思い出は、地獄であり、今でさえ消えない傷を残している思い出……
この傷のお陰で、二十歳になった今でさえ、ずっと苦しめられている……
まぁ、それは追々話すとして……

幼少期の話に戻ろうかな……



………



父親。
それは、私にとって恐怖での存在でしかなかった。
酒癖は悪い、パチンコはする、殴る、蹴る、
怒鳴り散らす、、、
お酒のせいだけではない。
自分が気に入らないと、突然切れだす。

だから、物心ついた時から、私は父親の顔色を伺って、作り笑いをしてきた。

殴られても、蹴られても、どんなに泣き叫ぼうが、近所の人は助けてくれない。
母親は、きっと助けてくれたんだろうけど、
記憶にない。

自分が悪い子だから…

常に自分を責めていた。

だけど、小学生4年にもなると気づく。

自分は悪くないんじゃ?
じゃあ、何でこんな毎日辛い思いしなきゃいけないの?
何で、だれも助けてくれないの?
いっそあいつを殺して死にたい。

包丁を持って泣きながら、けど必死に声を殺して、寝ている父親の元に行った。
だけど、あまりに幼い私には、どうしても殺すことはできなかった……
どんなに糞の父親だろうが、父親である事に変わりなかったからだ。


小学6年に上がる前に親が離婚した。

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