ブレイク!
プロローグ
カツーンと、脳天をかち割るような音がして九個の球がテーブルに散らばる。


ブレイク。


あなたは知ってる?

知らないんだったら、たぶん人生最高にソンしてる。

私の握るキューの先から、一つの球が押し出されて緑色のテーブルの上に色とりどりの球が散らばる。
つまらない日常をぶち壊すようなあの音が、ゲーム開始の合図。


ブレイク――まさにその名前の通り。


あの音を聞いたときたぶん、私の世界はガラリと変わったんだ。


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