桃野、悩みなんでも解決します！1

私は嫌味無しにそう言うと真海先生は嫌そうな顔をしてこう言った。




『俺は漫画研究部の方の顧問だからな』



｢だったら何なんです？｣




私の圧力の笑に負けたのか、先生は一歩下がって言った。




『いや…、何でもない』



｢あ！でも、文化部だったら顧問二つしている
先生もいらっしゃるってお聞きしました、ましてや先生…、漫画研究部でしたよね？漫画研究部の顧問だったら悩み相談部の先生も受け入れて下さっても宜しいんではないかと思います｣



『漫研を甘く見るなよ』



｢漫画研究部は甘く見ていませんが、漫研の顧問は甘く見てます。漫研の顧問っていったい何をしてるんですか？｣




真海先生は言葉を詰まらせた。



ほーら、言えないんじゃん。