偽物の気持ち





私は初めての気持ちになった。

こんな幸せなことがあるのかと。

涙が止まらなかった。

心が通じ合えた。

初めて両思いになれた。


「成、私彼女になってもいいの…?」


「当たり前だろ!俺の側にいろよ!」


そう言って抱きしめられた。

成の胸は落ち着いた。

もう一度私はつぶやいた。


「大好き。」





< 141 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop