愛を知らない一輪の花 〜after story〜
その姿を見て、焦ったように桜井が蓮に呼びかける。
「社長っ!!!百合さんを叱らないで下さいっ!!!百合さんは何も悪くないんですっ!私を助けようと、、『桜井、、、、暫く百合は休ませる。今後、仕事を続けさせるかは、また連絡する。』
振り向かずに一度止まり、
聞いたこともない低い声そう言うと、また百合を引きずり本店を後にする。
社長室のドアを乱暴に開け、鍵を閉め百合をソファーに叩きつけた。
受話器を取り、電話をかける。
「俺だ。今日は俺に電話を取り付けるな。全て断れ。そして社長室に絶対に入るな。。、、いいな!」
そういうと、がしゃんと乱暴に受話器を置いた。