お姫様は俺のモノ②lovehistory
試着室前に、白雪がいた。


「水着決まったの?」

「うん、海くんが決めてくれて」

「じゃあ、お披露目しとく?」


私達は、お互いの彼氏が決めた水着に着替え始める。


「お待たせ」

先に終わったのは白雪で。

黒の、紐ビキニを着てる。


「颯、エロ」


ぼそり、と呟けば、頭を、掻く颯。


「海くん、着たよ」

恐る恐るカーテンを開けた姫。


白い体に、華奢な、体。


白いヒラヒラの水着に散りばめられたハートの水着。


恥ずかしそうに、胸元を隠す姫が可愛い。


正直、抱き締めて隠したい。

見られないようにしたい。


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