お姫様は俺のモノ②lovehistory
それから、飯を食べて10時に外で待ち合わせをした。


姫と二人でいると見知った顔が近づく。


新と杉森が、ばつの悪そうな顔で近づく。


一瞬、そばに居た姫がたじろぐ。


「…………」



姫ーーー



「あのさ………姫ちゃん」


ビクッ、と体が震えた姫。


「姫に近づくな。近づくな!!」


気づいたらそう言ってた。


新が、一瞬目を見張る。


だって、仕方ないじゃん。


お前がそうしたんだろうーー


< 183 / 287 >

この作品をシェア

pagetop