お姫様は俺のモノ②lovehistory
「泊まってかない?」

なんて、颯の甘い誘惑を私は頷くしかない。

「一瞬にいたい」

そう、俺が甘く囁けば顔を赤くする姫。


「はあ、やだリア充」

新が、神妙な顔立ちで悪態つく。

「女いない俺達の当て付けだよな」


雷が軽く睨む。

「じゃあ、作れよ」


「まっ、颯くんは可愛い彼女いるからね。


じゃあ、姫ちゃんが欲しい」


新が、ふざけて姫を、引き寄せる。


「きゃっ」

よろける姫を、抱き締めたのは新。

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